ISO 9000s(品質マネジメントシステム)において、品質に影響する業務に従事する全ての要員について教育・訓練を行い、その記録を残すことが要求されていることからも判るように、標準化の流れの中で「教育・訓練」は品質目的の達成のために欠かすことの出来ない要求事項です。ISO 17025(校正・試験所認定システム)やISO 14000(環境マネジメントシステム)においても同様です。
 本講座では、主に計量管理に携わっている実務担当者を対象に、不可欠な基礎知識を集中的に解説いたします。品質管理プロセスに必要な正しい計量管理技術を学んでいただくことにより、精度の高い品質管理が実現できます。
 また、修了証を発行しますので、実績として記録に残すことができます。
企業内の標準化システムに役立つ教育・訓練プログラムですので、是非ともご参加いただきますようご案内申し上げます。

「日時・会場」
日時: 平成24年6月21(木)・22日(金) 9:30〜16:40
会場: 日本計量会館 3階 会議室

「テーマ及び講師」 (予定)
月 日
時 間
テーマ 講 師
6月21日
(木)
9:30〜11:30
計量管理基礎概論 (一財)日本品質保証機構
計量計測部門 黒澤 富蔵 氏
12:30〜14:30
ISO9001とトレーサビリティ Q&Eオフィス
代表 田中康夫 氏
14:40〜16:40 圧力の計測とトレーサビリティ 長野計器
品質保証部部長 阿部正一 氏
6月22日
(金)
9:30〜11:30 長さの計測とトレーサビリティ
前(独)産業技術総合研究所
松田 次郎 氏
12:30〜14:30 はかり・分銅とトレーサビリティ (株)島津製作所 分析計測事業部
計量士 飯塚 淳史 氏
14:40〜16:40 温度の計測とトレーサビリティ (一財)日本品質保証機構
師勝試験所 北口日出樹 氏

「主な内容」(予定)
テーマ 概 要
 計量管理基礎概論
 計量管理とは、試験所認定制度の概説、国立計量標準研究所の
 技術能力とトレーサビリティ、測定と不確かさ 他
 ISO9001とトレーサビリティ
 ISO9001品質マネジメントシステムの考え方、共通な要求事項、
 トレーサビリティの確保、計測器管理に関する要求事項 他 
 圧力の計測とトレーサビリティ
 圧力のトレーサビリティ、重錘型圧力天秤を用いた校正の不確かさ、
 圧力計の評価方法、圧力計測で考慮する事項 他
 長さの計測とトレーサビリティ
 長さ測定の基礎知識、長さ測定器のトレーサビリティ、長さ測定の
 不確かさ 他
 はかり・分銅とトレーサビリティ
 はかり・天びんの種類と原理構造、性能点検・検査の方法、定期点
 検手順の例、校正の不確かさ評価と計算例 他
 温度の計測とトレーサビリティ
 温度のトレーサビリティ、温度計の種類・構造・特性、熱電対につい
 て、温度計の校正 他

上記内容に付きましては、都合により変更となる場合がありますことを予めご了承ください。

「修了証の発行」
2日間の全てのプログラムに出席された方に修了証を発行いたします。

「参加費」 (消費税込)
 会 員
36,750円
 受講料35,000円+消費税
 一 般
47,250円
 受講料45,000円+消費税

テキスト: テキスト代は参加費に含まれています。

「参加申込」
申込方法: 申込書 に記入の上、FAX等にてお申込ください。(E-mailも可)
後日、請求書・受講票をお送りいたします。
定員: 70名
申込先: 一般社団法人日本計量振興協会 事業部
〒162-0837 東京都新宿区納戸町25-1
TEL:03-3269-3259 FAX:03-3268-2553
E-mail:jigyo@nikkeishin.or.jp
地図:
【交通のご案内】
●地下鉄大江戸線
牛込神楽坂駅
(A1番出口)より徒歩3分
●地下鉄東西線
 神楽坂駅
(矢来口)より徒歩9分
●地下鉄有楽町線・
 南北線
  市ヶ谷駅(5・6番出口)
  より徒歩12分
●JR総武線
  市ヶ谷駅より徒歩17分
 または都バス大久保駅行
 にて「牛込北町」下車2分

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